チェルシーはFWジエゴ・コスタの移籍を望んでいない。今後一切の交渉に応じない構えだとみられる。
今夏トップクラスのストライカー獲得を目指しているアトレティコ。ディエゴ・シメオネ監督は、第一候補としてジエゴ・コスタを挙げている。指揮官は1月の移籍市場でFWジャクソン・マルティネスが広州恒大に移籍した際、すでにクラブ幹部にスペイン人FWの獲得を要望していた。
ジエゴ・コスタ獲得に本腰を入れたアトレティコは、移籍金6000万ユーロ(約70億5000万円)のオファーをチェルシーに提示した。だがチェルシーの答えは「ノー」である。それだけではなく、チェルシー側から今後一切の交渉に臨むことはない旨が伝達された。
新シーズンからチェルシーを率いるアントニオ・コンテ監督は、ジエゴ・コスタを主力として扱う考えだ。昨季低調なパフォーマンスに終始したにもかかわらず、同選手の再生に自信をのぞかせている。またチェルシーは財政難に陥っておらず、選手を高額で売却する必要性に迫られていない。これもアトレティコのオファーが受け入れられない大きな理由となっている。
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