ディエゴ・シメオネ率いるアトレティコ・マドリーは、11年連続でチャンピオンズリーグに出場し、順位表で上位3位に入ることに成功しました。彼らは70得点でシーズンを締めくくり、これは2016-17シーズンと同じ記録であり、2013-14シーズンの77得点に次ぐものですが、失点数では最も多く、33失点で過去最高の数字を記録しました。ただし、2021-22シーズンの43失点には及ばず、シメオネ監督の11シーズンのうちで5番目に低いポイント数、77ポイントとなりました。
ディエゴ・シメオネ監督が2013-14シーズンにバルセロナとのキャンプ・ノウでの忘れられない1-1の試合で初めてリーグを制覇して以来、ロヒブランコはこの大会で70得点という、過去最高の得点数を達成するまでには至っていませんでした。そのうちの50得点は、第15節からシーズン終了までの試合で挙げられ、カタールワールドカップ2022以降の時期から、マドリードのチームが反撃を開始した時期に集中しています。
アトレティコ・マドリーは、2012-13シーズンには65得点、2014-15シーズンには67得点、2015-16シーズンには63得点、2017-18シーズンには52得点、2018-19シーズンには55得点、2019-20シーズンには51得点、2020-21シーズンには67得点、2021-22シーズンには65得点を挙げましたが、いずれのシーズンでも現在の70得点を超えることはありませんでした。ただし、2016-17シーズンでは38試合全てで同じ70得点を記録しました。
同時に、アトレティコは今期のリーガ・エスパニョーラで、シメオネ監督時代の過去10シーズンのうち9シーズンよりも多くの失点を喫していることも事実です。
アトレティコは今シーズン、33失点を喫しました。これは前のシーズンである2021-2022の43失点に次いでいます。シメオネ監督の下での9つの前のシーズンでは、これほど多くの失点を喫したことはありませんでした。2012-2013シーズン(31失点)、2013-2014シーズン(26失点)、2014-2015シーズン(29失点)、2015-2016シーズン(18失点)、2016-2017シーズン(27失点)、2017-2018シーズン(22失点)、2018-2019シーズン(29失点)、2019-2020シーズン(27失点)、2020-2021シーズン(25失点)といった数字を記録しました。
これらの数字は、23勝8引き分け7敗で合計77ポイントを獲得し、ディエゴ・シメオネの時代では最も低いポイントとなります。ただし、視点によっては最高の成績でもあります。この記録は、2013-2014シーズンの90ポイント、2015-2016シーズンの88ポイント、2020-2021シーズンの86ポイント、2017-2018シーズンの79ポイント、2014-2015シーズンと2016-2017シーズンの78ポイントよりも少なく、2012-2013シーズンと2018-2019シーズンの76ポイント、2021-2022シーズンの71ポイント、2019-2020シーズンの70ポイントよりも多くなっています。
アトレティコは、過去4シーズンのうち3つで最低の得点を記録しました。ただし、2020-2021シーズンの優勝チームである86ポイントを除きます。
シメオネ時代の11リーグ全体のシーズンと順位:
- 2022-23シーズン:3位(77ポイント;38試合、23勝、8引き分け、7敗、70得点、33失点)
- 2021-22シーズン:3位(71ポイント;38試合、21勝、8引き分け、9敗、65得点、43失点)
- 2020-21シーズン:1位(86ポイント;38試合、26勝、8引き分け、4敗、67得点、25失点)
- 2019-20シーズン:3位(70ポイント;38試合、18勝、16引き分け、4敗、51得点、27失点)
- 2018-19シーズン:2位(76ポイント;38試合、22勝、10引き分け、6敗、55得点、29失点)
- 2017-18シーズン:2位(79ポイント;38試合、23勝、10引き分け、5敗、52得点、22失点)
- 2016-17シーズン:3位(78ポイント;38試合、23勝、9引き分け、6敗、70得点、27失点)
- 2015-16シーズン:3位(88ポイント;38試合、28勝、4引き分け、6敗、63得点、18失点)
- 2014-15シーズン:3位(78ポイント;38試合、23勝、9引き分け、6敗、67得点、29失点)
- 2013-14シーズン:1位(90ポイント;38試合、28勝、6引き分け、4敗、77得点、26失点)
- 2012-13シーズン:3位(76ポイント;38試合、23勝、7引き分け、8敗、65得点、31失点)
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