セレソ会長「カペッロ監督の発言は事実無根で見当違いだ」

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1日のマドリー・ダービー後、レアル・マドリーのファビオ・カペッロ監督は、DFセルヒオ・ラモスを退場させるためにアトレティコ・マドリーのFWフェルナンド・トーレスが演技をしたと非難した。この発言ついてアトレティコのエンリケ・セレソ会長は、「事実無根で見当違い。ただの偶然の出来事だった」と斬り捨てた。

セレソ会長は「R・マドリーの監督は言っていることは、ほとんど事実無根で見当違いだ。なぜならプロ同士で起こったことだし、間違いなんてどの試合でも起こる。それがサッカーだ。私たちの2度のプッシングと3度のひじ打ち、4度のキッキングなどなかった」と述べた。

カペッロ監督については「試合直後で気分が高ぶっていて、アトレティコのプレーがよかったにしても、プロで、しかもR・マドリーの監督である人物がこんな発言をしてはいけない」と評した。

さらに、「なぜこういう発言をしてはいけないかというと、(カペッロ監督は)プロであり、賢人とされている人物であり、たとえ自分を正当化するにせよ、もう少し違う言い訳のできる人物だからだ。プロ同士においては礼儀正しくふるまわないといけない。(アトレティコの)ハビエル・アギーレ監督はこのようなことは言わない」と非難した。また、「昨日(1日)の試合を見て、こんな考え方を持ち、フェルナンド・トーレスを攻撃する必要なんてない」とした。

フェルナンド・トーレスについては、「フェルナンドはスペインで最もフェアな選手の1人だ。どの試合でも、そして蹴られようが、ひじ打ちされようが、殴られようがね。フェルナンドは演技をしたり、DFのファウルを大げさに見せるようなことをしたりする選手だなんて誰も言えない」と語った。

最後に、セレソ会長は「付け加えるなら、リプレーを見てもセルヒオ・ラモスの手がフェルナンドの顔に当たっている。それも強く。カードは出るだろうし、普通は退場だろう。R・マドリーが引き分けに終わったのは、セルヒオ・ラモスがいなかったからとは思わない。R・マドリーには運があり、偶然の出来事で負けることはなかった」と述べた。

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