アトレティコ・マドリーのキャプテン、フェルナンド・トーレスはレアル・マドリーとのダービーを前に、アトレティコが「素晴らしいチームである」ところを見せたいと意気込んでいる。未だにR・マドリー相手にゴールを決められないというジンクスもついに破る番がきたと考えているようだ。
「R・マドリーはいいチームだ。今年は監督のおかげでさらに強くなったよね。でも僕らも彼らに負けないくらい素晴らしいチームだというところをみせなくてはいけないんだ。今年こそそのチャンスだと思うよ」とフェルナンド・トーレス。
今年のアトレティコは「競争力がついた」と手ごたえを感じている。今のチームの状態を「僕らはチームとして戦えるようになった。まずはチームとしてプレーを作って、そこから個人技を生かしていくんだ」と語るトーレスは、「それは監督のおかげだよ」と監督に感謝しているようだ。
どのダービーも特別だという“エル・ニーニョ”は「今回ももちろん特別。この試合はそれまでの調子とかは関係ないんだ」とコメント。アトレティコはすでに7年もダービーで勝っていないが、「今年こそ僕らが勝つ番だ。2部から復帰したあとはまだ勝っていないから、ファンもその日を待ち望んでいるはず。今回こそこの記録を破ってやる」と7年ぶりの勝利を目指して気持ちを新たにする。
そのフェルナンド・トーレスは未だにR・マドリーからゴールを奪ったことがない。それについては「ゴールがないからといってプレーが悪いわけじゃない。毎年そうなんだ。もちろんゴールは決めたいけど、これまでR・マドリー戦で悪いプレーをしたことはないよ」とそこまで気にしていない。
今回はカンナバロとセルヒオ・ラモスというDFに当たるが、この対決にもトーレスはやる気満々だ。「相手がいい選手であればあるほどやる気が出るよ。だって彼らを苦しめることができたら、僕の実力はすごいっていうことになるからね。早く試合がしたいね」とのことだ。
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