レマル、ジョレンテのために、悪夢が始まったピッチへ

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マルコス・ジョレンテのカンプ・ノウ戦欠場により、「14」がセントラルMFのコケ、デ・パウルと並んで定位置となっている中盤にギャップが生じる。普段は左サイドにいるアルゼンチン人が右サイドに移動するため、左インサイドでプレーできる他の中盤の選手であるバリオスとサウールの競争により、トマ・レマルが先発すると予想されるギャップが残る。

ジョレンテのイエローカードにより、レマルが前線に復帰することになったが…。筋肉痛に悩まされた悪夢が始まったスタジアムで。後ほど紹介するが、カンプノウで始まった一連の災難は、彼が最高の状態であった時に始まった。

その2021年5月、アトレティコはバルサとの決戦でリーグ戦の半分を戦い、0-0で終わり、開始早々に負傷した彼は11人を完封することができなかったこと。残り4試合で首位に立つために不可欠な存在であったのに、彼は故障してしまい、それ以降の2シーズン、一度も同じ状態になることはなかった。要するに、あの優勝の時のレベルに達していないのだ。

そのカンプノウでの負傷がきっかけとなり、翌シーズンの21-22シーズンには、2018年ワールドカップ優勝者が15試合を欠場し、90日以上傍観していた。今期は、カンプノウで故障する前のレベルを求めて、落ち込むことも少なくなったが……。そこで彼は、出場停止のジョレンテの代役を務めることになる。

27歳の今シーズンは26試合に出場し、1ゴール2アシストを記録している。5-3-2にシステムを変更したことで、シメオネ監督がデ・パウルの居場所を左のインサイドに見つけたため、スポットライトを浴びることはなかったが、昨夏に2027年まで更新されたレマルに最も適した区画である。

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