アトレティコ・マドリーは、もう十分だと言っている。コルチョネロのクラブは、審判の件でパイプを吸っている。ネグレイラ疑惑の渦中、FCバルセロナを挟んで、審判機構とその進め方全体がスポットライトを浴びている今、今シーズンは明らかに不利な状況に置かれているとロヒブランコは感じている。
アトレティコ・マドリーのドレッシングルームは、一度もペナルティを受けることなくこの段階まで来たことに、いまだに驚いている。そして、チャンスがなかったわけでもない。アトレティコはリーガ・エスパニョーラで3番目にチャンスの多いチームなのだから、それは想像に難くない。しかし、それさえもない。最後の1つは、ロヒブランコの目には理解しがたいものであった。アルメリア戦での出来事だ。
後半開始時、アンヘル・コレアがエリア内でパスを受け、サム・コスタが手でインターセプトして攻撃プレーを止めた。体に密着していない、あるいは選手の自然な動作でのハンドであったが、ペナルティは与えられなかった。主審もVARもPKと判断せず、その鮮明さゆえにとてつもなく印象的な映像だった。
アトレティコでは、まだ理解されていない。”何を伝えたらいいのかわからない”。言葉に詰まるのだ。試合後、ディエゴ・シメオネ監督は「見た瞬間、ハンドボールに見えたし、チャージできる典型的なハンドだと思ったが、そうではなかった」と語った。
ちなみに、ディアス・デ・メラもゴンサレスも、1人はピッチで、もう1人はVARで、PKを与えなかったことは、アトレティコが悲惨な記録に達したことを意味する。アルメリアとのこの試合で、アトレティコはリーガエスパニョーラでペナルティを受けない歴代最長記録、合計32試合連続でペナルティを受けず、1942年11月から1943年12月の間にその日に受けたペナルティに匹敵するものである。とてつもない。
しかし、クラブにとって痛手であるPKの問題以外にも、大会のもう一つの試合、カディス対レアル・マドリーの試合で起こったことは、アトレティコ・デ・マドリーで最も論争を積み重ねてきた審判の一人を再び露呈させることになった。もちろん、ヒル・マンサーノのことである。
その中には、数シーズン前、アトレティコがリーガのタイトルを逃すところだった(セビージャ戦のゴールはハンドだった)ほど、深刻なものもあったのだが、レアル・マドリーのカディス戦でも笛を吹いた。これは、数週間前のサンティアゴ・ベルナベウ・ダービーでリュディガーと衝突したアンヘル・コレアを退場させたのとまったく同じである。このカディスのケースでは、カードはなかった。
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