アトレティコ・マドリーの理事ヒル・マリン氏が遠征先の上海でマニシェともう一人の獲得を示唆していたが、そのもう一人の選手はフラドだった。レアル・マドリーBに所属していたカンテラ(下部組織)出身のフラドは、300万ユーロ(約4億4千万円)でアトレティコ・マドリーと4年間の契約をした。フラドはR・マドリーに忠誠を誓うことに疲弊しており、監督との関係も悪化していた。そして今日(4日)、R・マドリーを去る決意をし、新たにアギーレ監督の下でプレーすることを決めた。
アトレティコもフラドについて好印象を抱いており、技術も秀でていると話しており、トーレスやアグエロの次のFWとして考えているようである。
今回の契約内容によると、フラドがアトレティコで活躍した場合、R・マドリーに戻る可能性も残っている。R・マドリーは今季(2006年―07年)の終了時または来季(2007年―08年)の終了時に買い戻せるオプションを持っており、行使した場合、アトレティコは700万―900万ユーロ(約10億―13億円)を受け取ることになっている。
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