ヒル・マリン氏、フェルナンド・トーレスのチーム残留を主張

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アトレティコ・マドリー理事長のヒル・マリン氏は、フェルナンド・トーレスの残留は確実であることを語った。「フェルナンド・トーレスが、残留する事に疑いの余地は無い。個人的事情で練習参加を後らせて欲しいと監督へ伝えている。21日には合流するだろう」と、ヒル・マリン氏は、ビセンテ・カルデロンスタジアムのVIPルームで行われたチームの新しいイメージキャンペーンの発表の際にコメントした。

R・マドリーの会長選挙の候補者の一人、ファン・パラシオス氏が、勝利した場合(カルデロン氏が会長に選出された)、アトレティコ・マドリーのDFパブロと獲得合意に達していると語っていた事については、「重大な局面を我々は打開した。もう終わった事であるし、もう全ての方々には、過去の事を忘れてもらいたい。パブロは、我々にとって重要な選手である。今まで通り活躍してくれるだろう」と、サポーターにメッセージを送った。

来シーズンへ向けての新加入選手については、「もう一人獲得する可能性はある。退団する選手についてもはっきりしてきている。監督が良いチームを作れるように準備している。勝てるチームができるかどうかはそれ以降の選手の活躍と監督に懸かっている」と、ほぼチーム構想は明確だ。

来シーズンに向けて、「昨シーズン、上位を狙える期待はしていたが、スタートが悪かった。重要なのは、シーズン始めからの10試合をどう乗り切るかだ。もし、いい結果がでれば、順位を下げる事はないだろう」と期待を寄せた。

サンチャゴ・ベルナベルスタジアムへの移転問題については、「ベルナベルへ移転することはありえない。R・マドリーやマドリード市役所に反対するわけではないが、我々のスタジアムは、我々のものだ」と、否定した。

最後にチームの新たなイメージキャンペーンについて、「チームに対する期待や忠誠心を失ってはいけない。我々は今まで成功を掴んできた。それをまた取り戻そうではないか。ここ3年間の努力の成果が出るであろう。必ず良いシーズンになると信じている」と、チームの復活を誓った。

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