FIFA(国際サッカー連盟)の規律委員会は、W杯準々決勝ドイツ対アルゼンチン戦終了後に起きた‘小競り合い’を解明するべく調査を行なうことにした。マルクス・シーグラー広報部長は、リュボス・ミチェル(スロバキア)主審のマッチレポートとあらゆる映像を分析し、アルゼンチンのレアンドロ・クフレに出されたレッドカードについて事実を解明をしていると伝えた。
火曜日(4日)に行なわれる準決勝(ドイツ対イタリア)まで裁定されることになり、場合によってはドイツの選手らにも影響を及ぼすことになりそうだ。PK戦の末ドイツが勝利を収めた直後に数人の選手が‘小競り合い’を起こしたことから、両チームが入り乱れるにまで発展している。テレビの映像を見る限りでは、アルゼンチンのマキシ・ロドリゲスが相手にパンチを喰らわせているのが確認されている。
ドイツ代表のスタッフであるオリバー・ビアホフもアルゼンチンの怒りの鉾先だったようだ。シーグラー広報部長は、‘小競り合い’の原因については明かさず、ビアホフについては選手達を祝福するためにピッチへ入ったと伝えるにとどめた。
また、ビデオの映像にはドイツのフリングスがフリオ・クルスにパンチを喰らわせていたのが写っており、フリングスの準決勝欠場の可能性がでてきている。
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