アクセル・ヴィツェルのもう一つのスティック

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ベルギーの新監督、イタリア系ドイツ人のドメンコ・テデスコは、金曜日に赤い悪魔の最初のメンバーを発表しました。

アトレティコ・マドリーのウインガー、ヤニック・カラスコはメンバー入りしているが、アクセル・ヴィツェルは入っていない。

「”扉は閉ざされていない”。それが、私が彼に伝えたかった最大のメッセージです。私たちは新しい顔を見て、その可能性を確かめたかった。しかし、6月にはまた扉が開くだろう」と監督は記者会見で語り、このMFにはプレーのペースがないと主張した。

テデスコは、最近マドリードでヴィツェルに会い、昨日電話で「説明しようとした」と説明した。

“彼は何も証明する必要はない。資質があり、それは明らかです。彼の性格もそうだ。連盟の誰もが彼のことをとても高く評価している。新しい顔ぶれを見ることができたのは、選択の余地があったからだ」と監督は主張し、「もし彼がもう少しプレーしていれば、助けになっただろう」と34歳の選手について認めている。テデスコは、この選手について「報道ではなく、直接知ることができたことに感謝している」と語った。

ワールドカップ後の批判
ベルギーはカタールW杯で大きな失望を味わったチームだ。4年前にはロシア2018で準決勝に進出していたのに、ヨーロッパ勢は予選でノックアウトされたのだ。赤い悪魔には、アクセル・ヴィツェルとヤニック・カラスコというアトレティコ・マドリーの選手が所属していた。

ワールドカップで目立った活躍をしなかったアクセル・ヴィツェルに対して、批評家たちは容赦ない言葉を浴びせた。アトレティコのピボーテは、その主なターゲットの1人だった。クロアチア戦の前から批判の多くは彼に向けられていたが、今回の敗退でそれがさらに強まった。

新監督は、ユーロ2024予選の一環である3月24日のスウェーデン戦と3月28日の親善試合でのドイツ戦で、MFのケビン・デ・ブルイネやストライカーのロメル・ルカクといった近年の代表チームの主力選手の大半を、赤い悪魔を率いてデビューさせることになります。

しかし、6年以上チームを率いてきたスペイン人ロベルト・マルティネスの後任は、赤い悪魔がグループステージ以上に進めなかったカタール・ワールドカップの大失敗を受け、ベルギーとの契約を終了したため、20人の選手と4人のゴールキーパーにも新しい選手が入ることになった。

今回発表されたベルギー代表のメンバー24名は下記のとおり。

▼GK
ティボー・クルトワ(レアル・マドリー/スペイン)
マッツ・セルス(ストラスブール/フランス)
クーン・カステールス(ヴォルフスブルク/ドイツ)
トーマス・カミンスキ(ブラックバーン/イングランド)

▼DF
ゼノ・デバスト(アンデルレヒト)
ヤン・フェルトンゲン(アンデルレヒト)
アルトゥール・テアテ(レンヌ/フランス)
セバスティアン・ボルナウ(ヴォルフスブルク/ドイツ)
レアンデル・デンドンケル(アストン・ヴィラ/イングランド)
バウト・ファエス(レスター/イングランド)
ティモシー・カスターニュ(レスター/イングランド)

▼MF
(アトレティコ・マドリー/スペイン)
(ドルトムント/ドイツ)
アレクシス・サレマーカーズ(ミラン/イタリア)
ロメロ・ラヴィア(サウサンプトン/イングランド)
オレル・マンガラ(ノッティンガム・フォレスト/イングランド)
(マンチェスター・C/イングランド)
アマドゥ・オナナ(エヴァートン/イングランド)
デニス・プラート(レスター/イングランド)

▼FW
シャルル・デ・ケテラーレ(ミラン/イタリア)
レアンドロ・トロサール(アーセナル/イングランド)
ジェレミー・ドク(レンヌ/フランス)
(インテル/イタリア)
ロイス・オペンダ(RCランス/フランス)
ドディ・ルケバキオ(ヘルタ・ベルリン/ドイツ)

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