「これで終わった。一つの時代が終わったのだ。私はこれ以上続けるつもりはない」。W杯準々決勝でドイツに敗れたアルゼンチン代表のペケルマン監督はこうして辞任を発表した。
この辞任について選手たちは事前に知らされていなかったようで、驚きの声が上がっている。キャプテンのアジャラは「びっくりした。監督はそんなこと誰にも何にも言っていなかった」と語り、クレスポも「監督はきっと色々考えて結論を出したんだろう。もしかしたら前から決心していたのかもしれない」とコメントしている。
ペケルマン監督の辞任により、アルゼンチン・フットボール協会はさっそく後任を探している。その一人がカルロス・ビアンチだ。アトレティコ・マドリーの元監督(クラブは未だに彼に給料を払っている)は協会が狙う次期監督の本命。特に協会の会長はこれまで何度もビアンチに監督就任を打診してきた。さらに、代表監督就任が決まればアトレティコも年俸を払う必要がなくなる。
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