バルセロナは、アトレティコ・マドリーFWアントワーヌ・グリーズマンの獲得に再度挑戦するようだ。スペイン『マルカ』が報じている。
アトレティコは先にバルセロナのグリーズマン獲得の動きについて声明を発表。バルセロナが今年3月の段階でグリーズマンとの秘密裏の交渉で合意に至り、なおかつ7月に2億ユーロから1億2000万ユーロに引き下げられた同選手の契約解除金の分割払いを提案されたことを「全身全霊で非難」すると怒りをぶちまけ、グリーズマンには練習参加を義務付けている。
だがバルセロナのジョゼップ・マリア・バルトメウ会長はグリーズマンの獲得をあきらめず、1億2000万ユーロの分割払いを目指して、アトレティコと交渉に臨む考えようだ。
グリーズマンは7日にアトレティコに合流しなければならず、一方バルセロナは来週に同選手の獲得発表を行うための準備を進めてきた。そのためバルセロナはできる限り早く決着をつけたい模様だ。ただアトレティコとの合意が困難なことも理解し、アトレティコが望むようにスペインプロリーグ機構に1億2000万ユーロを預けることも視野に入れているという。
なお『マルカ』は、バルセロナがアトレティコとの交渉を合意に導くためのカギとして、アトレティコが獲得を望むDFネルソン・セメドの名を挙げている。バルセロナは数週間前にセメドを譲渡不可能な選手と断じていたが、アトレティコの態度を軟化させるためにトレード要員とする可能性もあるかもしれない。
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