アトレティコ・マドリーは、先日のビセンテ・カルデロンでの事件について、クラブとして公式に謝罪した。文書の形で発表された謝罪では、ピッチに物を投げ込んだファンはもちろん、その後の選手たちの対応についても厳しく非難されている。
事件はアトレティコ対セビージャ戦でのこと。0-1でセビージャがリードを迎えていた77分に、観客席から物が投げ込まれて審判は試合の一時中断を決意した。一度は審判もピッチを去るものの、試合は再開され、アトレティコはこの試合を8人で終了することとなった。
アトレティコが発表した文書は次の通り
ビセンテ・カルデロンで行われたリーグのセビージャ戦での出来事について、アトレティコ・マドリーは次の通り発表する。
1.クラブのイメージを著しく傷つけたこの出来事について、試合を見に来た全ての観客に謝罪の意を表明する。
2.今季を通じて審判に対する不満が蓄積していることや、ヨーロッパ大会出場の望みを叶えたいという欲望は、いかなる場合においても、観客がピッチに鈍器や危険物を投げるという行為を正当化するものではない。
3.希望する結果を出すために必要なことは試合に集中することであり、あのような事件は注意をそらせ、シーズン当初に立てた目標から遠ざかる結果をもたらすだけである。
4.アトレティコ・マドリーのファンはこれまで、苦しい時期でもチームと気持ちを同じくしてきた。そしてファンは、一部の者たちが安全に関する規律を破り、ファンのイメージさえも著しく傷つけたことに対し、決して寛容であってはならない。
5.クラブは今後、監視カメラなどを詳細に分析して、ピッチに物を投げ込んだ観客の特定を急ぎ、そのものたちに対しては今後の模範ともなるよう、相応の処罰を検討する。
6.最後にファンの皆様に対しては、木曜日(23日)の事件を早く忘れさせるためにも、これまで通りスタジアムでチームを応援していただきたいと考えます。
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