アトレティコ・マドリーは、来夏チェルシーFWジエゴ・コスタ(27)を復帰させるつもりなのかもしれない。スペイン『マルカ』が伝えた。
チェルシーは、来シーズンからアントニオ・コンテ現イタリア代表監督が率いることが濃厚と見られている。現在プレミアリーグで10位と低迷しているクラブは、次の夏に大幅な選手の入れ替えを敢行するかもしれない。
そこで移籍に傾くのではないかと注目されているのが、D・コスタだ。スペイン代表FWには、以前から古巣のアトレティコが関心を示している。現に昨年夏、ミゲル・アンヘル・ヒル・マリンCEOはイビサ島で同選手と接触していた。今年1月にFWジャクソン・マルティネスを広州恒大に放出してからは、さらに関心を強めている模様だ。
アトレティコは、D・コスタの復帰が一筋縄ではいかないと覚悟している。クラブ首脳陣はJ・マルティネス売却で得た4200万ユーロ(約53億円)を新たなストライカー獲得費用に充てる考えだが、D・コスタには2019年までのチェルシーとの契約がある。それに加え、フース・ヒディンク監督の後任と目されるコンテ監督は、D・コスタを戦力として数えているという。
そのためアトレティコは、D・コスタ獲得失敗に備えて複数選手をリストアップしているようだ。そこにはパリ・サンジェルマンFWエディンソン・カバーニ、インテルFWマウロ・イカルディ、ナポリFWゴンサロ・イグアインらの名前が挙げられているとされる。
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