アトレティコ・マドリーは31日、トッテナムからアイルランド代表DFマット・ドハーティ(31)を獲得した。
なお、トッテナムと2024年夏まで契約を残していたドハーティは、移籍直前に双方合意の下で契約を解消しており、今回の移籍に移籍金は発生しない。また、アトレティコとの契約期間は今季終了までとなる。
ウォルバーハンプトンで長らく主力を務めてきたドハーティは、2020年夏にトッテナムへ加入。ここまで右サイドバックの準主力として公式戦71試合に出場した。
試合ごとにパフォーマンスに波がありポジション確保に至らなかったアイルランド代表DFは、さらに今冬にクラブがスポルティングCPからスペイン代表DFペドロ・ポロの獲得を決定的にしたことで、U-21イングランド代表DFジェド・スペンスと共に余剰人員に。
そういった中、アルゼンチン代表DFナウエル・モリーナのバックアップを探していたアトレティコへの加入が決定した。
なお、アトレティコではトッテナムからスペイン代表DFセルヒオ・レギロンがレンタルで加入しており、思わぬ形での再会となった。
ドハティの加入により大きな恩恵を受けるのはマルコス・ジョレンテだろう。彼は右サイドでプレーすることを忘れ、怪我をする前に素晴らしいパフォーマンスを見せていたシメオネの攻撃的な男の一人になることに集中できる。
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