メッシ&C・ロナウドと何度も死闘演じたゴディンの凄さ 当時のリーガ2強と渡り合ったアトレティコも強すぎた

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リオネル・メッシがいたバルセロナ、クリスティアーノ・ロナウドがいたレアル・マドリーは、まさに世界を支配するチームだったと言える。

バルセロナはメッシを中心に2008-09、2010-11、2014-15シーズンとチャンピオンズリーグを3度制し、ロナウドがいたレアルも2013-14、その後の2015-16シーズンからの3連覇の計4度チャンピオンズリーグを制している。2000年代後半から2010年代はスペイン勢が支配していた時代と言えよう。

その時代のバルセロナ、レアルと何度も死闘を演じたのがディエゴ・シメオネ率いるアトレティコ・マドリーだ。バルセロナ&レアルが圧倒的火力で攻め込んでくるのに対し、アトレティコの方は堅守で応戦。その守備を統率していたのがセンターバックのディエゴ・ゴディンだ。
『ESPN』にてゴディンが当時のことを振り返っているが、メッシとロナウドさえいなければもう少しタイトルを獲得できたはずと語る。

「個人的には、メッシの方がよりマークは難しかったね。僕たちは同じ世代の人間だからね。欧州にいる間はずっと彼ら2人を相手にしないといけない不運に見舞われた。彼らがいたバルサとレアルは僕たちアトレティコからタイトルをいくつか奪っていったよ。バルセロナにメッシ、レアルにロナウドがいなければリーグはよりセーフティなものとなり、チャンピオンズリーグも獲れたかもしれない。僕たちは彼らモンスターと競い合ってきたんだ」

改めて振り返れば、当時のリーガ・エスパニョーラであのバルセロナ&レアルの2強と互角に渡り合ってきたアトレティコは特別なチームだ。2013-14シーズンにはリーガを制し、チャンピオンズリーグでも2度ファイナルへ進んだ。その時の相手は両方ともレアルで、ゴディンの言葉通りロナウドがいなければアトレティコがチャンピオンズリーグのタイトルを獲得していたかもしれない。

その時代を支えたゴデインもまた当時のリーガと世界を代表するスタープレイヤーであり、メッシ&ロナウドにとっても厄介なモンスターDFだったのだろう。

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