26日にコパ・デル・レイ準々決勝レアル・マドリー対アトレティコ・マドリーで、アトレティコがチケット分配数の少なさに大きな憤りを感じているようだ。スペイン『ムンド・デポルティボ』が報じている。
フォーマットの変更によって、準決勝のみがホーム&アウェーで行われることになったコパ・デル・レイだが、今季の準々決勝ではマドリーダービーが実現。組み合わせ抽選で先に選ばれたレアル・マドリーがホームでプレーするが、これが騒動となっている。
アトレティコは4022人のサポーターがベルナベウでの試合観戦と応援を希望したものの、レアル・マドリーが用意したアウェー席のチケットを334枚のみ。このチケット数の少なさにアトレティコサポーターは憤慨し、なおかつ最も高いスタンドで、相当に見づらい席にもかかわらずチケットの価格が70ユーロ(約1万円)であることにも不満を覚えているという。
アトレティコのサポーターはコパ・デル・レイの運営を統括しているスペインフットボール連盟(RFEF)に対して、こうした問題が起こらないよう解決を求めている様子。例えば、UEFAでは観客席の5%をアウェーチームのサポーターに提供する義務があるが、スペインではラ・リーガでもコパでもホームチームの方がチケット数の分配を一方的に決めることができる。
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