アトレティコ・マドリーは20日、バルセロナからオランダ代表FWメンフィス・デパイを獲得したことを発表した。契約期間は2025年6月までとなっている。
ユースを過ごしたPSVでトップデビューから台頭したデパイは、2015年夏にマンチェスター・ユナイテッドへ移籍。マンチェスター・Uではインパクトを残せなかったものの、2017年1月に加入したリヨンで輝きを取り戻し、所属した4年半で178試合76ゴールを記録した。
そして、2021年夏にはバルセロナに加入。昨季リーグ28試合で12得点を記録したが、今季は負傷もあった中で出場機会を増やせず、カタール・ワールドカップ(W杯)に参戦した後の再開戦でも控えが続いて移籍が噂されていた。
その中で手を上げたのが、今冬の移籍市場でFWマテウス・クーニャやFWジョアン・フェリックスを手放すことになったアトレティコ。ディエゴ・シメオネ監督率いるクラブは、バルセロナに300万ユーロ+ボーナス100万ユーロ(計:約5億6000万円)を支払うことで28歳のオランダ代表アタッカーを引き入れている。また、バルセロナはこの取引により、アトレティコ・マドリーFWヤニック・フェレイラ・カラスコの優先購入オプション(義務なし)を取り付けたことを併せて発表している。
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