バルセロナのチャビ・エルナンデス監督が、去就が騒がしいオランダ代表FWメンフィス・デパイ(28)について言及した。スペイン『アス』が伝えた。
デパイは、PSVの下部組織で育ち、2012年1月にファーストチームに昇格。2015年7月にはマンチェスター・ユナイテッドに加入するも、輝くことができず2017年1月にリヨンへと完全移籍する。
リヨンでは実了を発揮し、公式戦178試合で76ゴール55アシストを記録。2021年7月にバルセロナへと加入した。
しかし、バルセロナでも再び輝きを失い、ここまで公式戦42試合で14ゴール2アシストを記録。2022年夏にも移籍を希望したが結局残留となると、今シーズンはわずか4試合で1ゴールと試合にも絡めていない状況だった。
今冬にはチームを離れると見られているデパイの行き先には、アトレティコ・マドリーが浮上していた中、19日に行われたコパ・デル・レイ ラウンド16のセウタ戦後にチャビ監督がデパイの去就について明言した。
「もはや悲劇でもないだろう。ただ、補強したほうが良いとは思う」
「メンフィスが退団を申し出ており、正式かどうかは分からないが、アトレティコに行くことになるだろう」
退団を認めるだけでなく、行き先もアトレティコになると口にしたチャビ監督。正式発表は時間の問題となりそうだ。
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