アトレティコ・マドリーは、オランダ代表FWメンフィス・デバイの移籍でバルセロナと合意に迫っているようだ。
2021年夏にフリートランスファーで予てから希望していたバルセロナ移籍を実現させたデパイ。移籍1年目の昨シーズンはラ・リーガで12ゴールを挙げるなど上々の結果を残した同選手だが、昨シーズン途中からチャビ・エルナンデス監督が就任して以降、徐々に出場機会が減少。今シーズンは負傷などの影響もあり、ここまで公式戦4試合しかピッチに立てていない。
昨夏からデパイはバルセロナ退団を望んでいると伝えられていたが、ニューカッスルやガラタサライがオファーを送るも移籍は実現せず。このまま契約満了を迎えるかと思われていたが、今冬の移籍市場でアトレティコからの興味が報じられていた。すでにマテウス・クーニャとジョアン・フェリックスの前線2選手を放出したアトレティコは、デパイへの関心を強めており、クラブ間の交渉が行われていることが確認されている。
そして移籍市場に精通するファブリツィオ・ロマーノ氏は、18日に「アトレティコ・マドリーがメンフィス・デバイとの契約完了に近づいている!バルセロナとの取引は最終段階で、300万ユーロ(約4億1700万円)に近い額で完全移籍する。メンフィスは新たなクラブとしてアトレティコを望んでおり、2028年までの個人面条件でも合意に達した。移籍完了はまもなくだ」と伝えた。なお、一部で伝えられたFWヤニック・フェレイラ・カラスコのトレードは含まれないようだ。契約成立は間近に迫っており、今後の動向に注目が集まっている。
コメント