シュート20本打ちながらもバルセロナに0-1敗戦のアトレティコ…「彼らを生かして帰してしまった」と悔しさ滲ませる

この記事は約2分で読めます。

アトレティコ・マドリーは8日にラ・リーガ第16節、本拠地シビタス・メトロポリターノでのバルセロナ戦に臨み、0-1で試合を落とした。選手たちは試合後、多くのシュートを放ったにもかかわらず、逆転はおろか同点にも追いつけなかったことに悔しさを滲ませているようだ。

22分にMFペドリのドリブル突破を起点にFWウスマン・デンベレの失点を許したアトレティコ。それから反撃に出て、終始バルセロナを押し込んだものの、決定機を決め切れず1点ビハインドのまま試合終了のホイッスルを迎えた。

アトレティコがこの試合で放ったシュート数は20本と、バルセロナのちょうど2倍。今季ラ・リーガにおいては第13節エスパニョール戦(1-1)の27本に次いで多い本数となったが、やはり決め切れなかった。最も惜しかったのはシュートは後半アディショナルタイム、FWアントワーヌ・グリーズマンがペナルティーエリア内フリーで放ったものだが、これはゴールラインを割る前にDFロナルド・アラウホに弾かれた。ディエゴ・シメオネ監督は試合後、「私たちは相手陣地でプレーして、チャンスを生み出していった。だがしかし、このゲームで鍵を握るのはコントゥンデンシア(確信性あるプレー、ガツンとしたプレー、広い意味での決定力)だ。決め切ることができなければ難しい」と語っていた。

パス回しで試合をコントロールすることをチームの哲学とするバルセロナを、70分近くにわたり押し込んだアトレティコ。スペイン『マルカ』によれば、チームの面々は試合直後「彼らを生かして帰してしまった」と悔しさを滲ませていたとのことだ。

3シーズンぶりにメトロポリターノで負けず、勝利を取り戻した首位バルセロナは勝ち点を41として、前日にビジャレアルに敗れた2位レアル・マドリーに3差をつけることに成功。アトレティコは3位レアル・ソシエダを追うどころかベティスにも抜かれて、CL出場圏外の5位まで順位を落としている。

コメント