ATLÉTICO 0-1 FC BARCELONA
Atlético de Madrid: Oblak, Molina, Giménez, Savic, Reinildo (Reguilón, min. 81), Koke (Lemar, min. 73), Barrios (Kondogbia, min. 65), Llorente, Carrasco (Morata, min. 65), Griezmann y João Félix (Correa, min. 73).
Barcelona: Ter Stegen, Koundé, Araujo, Christensen, Balde (Marcos Alonso, min. 81), Busquets (Sergi Roberto, min. 81), Pedri, De Jong (Kessié, min. 57), Gavi (Raphinha, min. 73), Dembélé y Ansu Fati (Ferran, min. 57).
Árbitro: Jose Luis Munuera Montero. Mostró cartulina amarilla a Araujo (56′), Christensen (82′) y Raphinha (87′) en el conjunto visitante y a Correa (80′) y Molina (85′) en los nuestros. Mostró roja directa a Ferran Torres (92′) y Savic (92′).
GOLES:
0-1. 22’. Dembélé.
8日のラ・リーガ第16節、シビタス・メトロポリターノでのアトレティコ・マドリー対バルセロナは1-0でバルセロナの勝利に終わった。
スペイン3強の2チームが激突。バルセロナはレアル・マドリーとの熾烈な首位争い、今季低調で彼らに勝ち点10差をつけられるアトレティコはチャンピオンズリーグ(CL)出場権争いに臨んでおり、目標は違えどチームの士気を上げるためにも絶対に勝ちたい戦いであることに変わりはない。
シメオネ監督は5-3-2と4-4-2の変則システムを採用して、中盤の中央2枚にはコケと彼を手本とする19歳パブロ・バリオスを起用。2トップはグリーズマン&ジョアン・フェリックスとしている。対するチャビ監督はいつもの4-3-3システムを使い、中盤3枚に右からガビ、ブスケツ、フレンキー・デ・ヨング、前線には右にデンベレ、左にペドリ、そして出場停止のレヴァンドフスキの代わりにアンス・ファティを起用した。
試合は立ち上がりこそ激しくぶつかり合う展開になったが、徐々に落ち着いていくとバルセロナがボールを保持してアトレティコが堅守速攻を狙ういつもの攻防戦となる。そして22分、スコアが動く。先制したのはバルセロナだった。ペドリがドリブル突破からペナルティーエリア内に侵入してすぐ右のガビにつなぎ、ガビがさらに右でフリーとなっていたデンベレにパス。デンベレは右足で対角線上にシュートを放ち、GKオブラクを破っている。アトレティコ側はガビがヘイニウドを倒したとファウルを要求するも、VAR介入の結果ゴールが認められた。
かなり引き気味の戦い方をしてビハインドを負ったアトレティコは、ここから攻撃意識を強めてチャンスも手にしていく。33分にはセットプレーからの流れでモリーナのクロスボールにヒメネスが頭で合わせたものの、これは惜しくも枠の右へ。また42分には速攻からペナルティーアーク付近のグリーズマンがシュートを放ったが、GKテア・シュテーゲンにセーブされた。前半はバルセロナの1点リードで終了する。
後半立ち上がり、バルセロナ陣地に押し入って攻勢を見せたアトレティコだったが、J・フェリックス、グリーズマンはチャンスを物にできない。対して、劣勢を受けたチャビ監督は57分に交代カードを切り、アンス・ファティ、F・デ・ヨングを下げてフェラン・トーレス、ケシエを投入。しかし、その後もバルセロナは思うようにボールをつなぐことができず、全体的にはアトレティコが勢いを手にしていた。
シメオネ監督はコンドグビア、モラタ、レギロン、アンヘル・コレアと次々に選手を投入して、その勢いをゴールに昇華させようと試みる。が、いつものようにゴール前でプレー精度(連係のタイミング、クロス、スルーパス、シュート)を著しく欠き状況は変わらず、試合をコントロールできないバルセロナ相手に同点に追いつけない。
92分にはサビッチとフェラン・トーレスが衝突し、まるでプロレスのような取っ組み合いを演じてどちらも一発退場に。10人対10人となった後にはA・コレアの折り返しからグリーズマンがフリーでシュートを放ったが、これはゴールラインを割る前にアラウホに弾かれて、アトレティコが同点に追いつくことはかなわず。結局、バルセロナが虎の子の1点を守り切る形で、勝ち点3を獲得している。
3シーズンぶりにメトロポリターノで負けず、勝利を取り戻した首位バルセロナは勝ち点を41として、前日にビジャレアルに敗れた2位レアル・マドリーに3差をつけることに成功。アトレティコは3位レアル・ソシエダを追うどころかベティスにも抜かれて、CL出場圏外の5位まで順位を落としている。
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