リーガ会長、アトレティコの過密日程への抗議に反論 「不満を言つつも勝っている」

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スペインプロリーグ機構ラ・リーガのハビエル・テバス会長が、アトレティコ・マドリーが漏らす過密日程への不満に反論している。

アトレティコは先にチャンピオンズリーグ(CL)PSV戦、レアル・マドリーとのマドリッド・ダービーの連戦を含め、3試合連続で中2日で戦うことを余儀なくされ、ラ・リーガに不満を漏らしていた。アトレティコ側はこのようなことが繰り返されないよう努めていく考えを表明していたが、ラ・リーガは再び同クラブを悩ませるような決定を下している。

ラ・リーガはリーガ第32節エスパニョール対アトレティコ、4月10日(日)の最も遅い時間帯である20時半に設定。これによって、アトレティコがCL準々決勝に進出した場合、エスパニョール戦からわずか3日後に同ラウンドの2ndレグ(4月12、13日開催)に臨む可能性が生じている。

この件についてアトレティコはラ・リーガに抗議をしているが、テバス会長は大きな問題として扱う必要がないことを強調。スペイン『マルカ』がコメントを伝えている。

「水曜と土曜に試合を戦うチームは、いつだって不満を漏らす。しかし結局は勝っているんだよ。アトレティコは愚痴を言いながらダービーに勝ち、レアル・マドリーも不公平と文句を言いつつも勝利を収めた。あまり休めないチームが勝ち、休みの多いチームが負けることに因果関係があるのかは知らないがね」

テバス会長は一方で、もしアトレティコがCL準々決勝に進出した場合、エスパニョール戦の日程を変更する可能性があることも示唆している。

「もしアトレティコが火曜にCLを戦わなければならないなら、エスパニョール戦を土曜に開催してもいい。より休みがあったとして、どうなるかを見てみようじゃないか。しかし、全チームに同じだけの休みを与えることは不可能だ。唯一の解決策はすべてのチームの試合を同じ曜日、同じ時間に開催することだが、それは不可能なんだよ」

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