25日におこなわれたチャンピオンズリーグ・グループステージ第5節のアトレティコ・マドリード対ガラタサライの一戦で、レアル・マドリード指揮官ラファエル・ベニテスの残留を求めるチャントが起きた。
この試合は後半20分までにアントワーヌ・グリーズマンの2ゴールでアトレティコがリードしており、試合の焦点は先発出場していたフェルナンド・トーレスのクラブ通算100ゴールに集まっていた。サポーターもそれに期待していたが、試合終了間際に電光掲示板に映ったシャフタール・ドネツク対レアル・マドリードのスコアを見てアトレティコサポーターは歓喜した。
クリスティアーノ・ロナウドの2ゴールなどで4-0とリードしていたレアルがまさかの3失点で追い詰められていたからだ。スペイン紙『マルカ』によると、アトレティコサポーターはライバルの不甲斐ない結果に喜びを露わにし、このままレアルを潰してくれと皮肉を込めて「ベニテス残ってくれ!」と歌い始めたようだ。
レアルはクラシコ前のセビージャ戦から3試合で10失点とここまでの堅守が崩壊しており、さらに監督と選手の関係に問題があるなどネガティブな話題ばかりが続いている。クラシコの大敗でアトレティコとも順位が入れ替わっており、アトレティコサポーターはこの状況を楽しんでいる。ベニテス政権が続くことがアトレティコサポーターの願いで、憎きライバルのさらなる混乱を待ち望んでいる。
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