フィリペ・ルイスが、バルセロナFWリオネル・メッシに食らわせたタックルを振り返っている。
1月30日に行われたリーガエスパニョーラ第22節バルセロナ対アトレティコ(2-1)の前半終了間際、ボールを追ったフィリペはメッシのひざをスパイクの裏で蹴りつけて一発退場となった。このプレーに関して多くの批判を浴びながら、これまで沈黙を貫いてきたフィリペだが、母国ブラジル『TVエスポルチ』に対して口を開いている。
アトレティコDFは同インタビューで、自身が退場となったことは妥当としながらも、過剰な批判を受けたとの見解も口にしている。
「あれがレッドカードにふさわしかったことは認めるし、審判は間違えていない。僕はかなりアグレシッブな形でボールを追いかけ、足を上げた先にレオがいた。あれはレッドカードに値したよ。そうして自分はピッチから去り、1試合の出場停止となった。それで終わりだ」
「ただ、あのようなプレーはすべての試合で存在するものだが、相手がメッシだったんだよ。彼はメディア、リーガに守られている存在だ。(批判は)史上最高の選手が負傷し、そのプレーが見られなくなることを嫌ったためだと思う」
フィリペは一方で、自身のプレーに臨む姿勢が今後も変わらないことを強調している。
「これからも、退場となった試合と同じインテンシティーでメッシのマークにつくよ。あれだけのアグレッシブなプレーは、もうやらないとしてもね。多くの選手がユニフォームを交換するためにプレーしている。だけど、僕はそうじゃないんだ」
「メッシに1メートルでも与えれば、真っ向勝負を許すことになる。僕は激しい選手として、彼にどのようなプレーも許してはならないんだ」
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