シメオネ「サウールが成長するための理想的な場所はアトレティコ」

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6日のリーガエスパニョーラ第28節、アトレティコ・マドリーは敵地メスタージャでのバレンシア戦に臨む。前日会見に出席したディエゴ・シメオネ監督は、質の高い選手を揃えるバレンシアへの警戒感を表した。

スペイン『マルカ』がアルゼンチン人指揮官のコメントを伝えた。

「彼らはアスレティック(・ビルバオ)戦の前半だって良いプレーを見せていた。その中盤にはアンドレ・ゴメス、パレホ、ハビ・フエゴ、エンソ・ペレスがいて、前線にもアルカセル、ネグレド、チェリシェフ、フェグリ、サンティ・ミナといったレベルの高い選手がいる。中盤から前線の選手は、個人技によってスペースをうまく活用できている」

ここまで中2日で3試合をこなしてきたアトレティコだが、このバレンシア戦までは4日間の準備期間を設けられた。

「このミッドウィークには1日休みを取ることができた。これまでと同様のエネルギー、強さでもって試合に臨めることを願うよ。彼らは素晴らしい選手たちを擁するライバルであり、厳しい試合になるだろう」

シメオネ監督は一方で、スペイン代表招集が噂され、イギリスメディアでは移籍報道が出始めるようになった、アトレティコの下部組織出身MFサウール・ニゲスにも言及している。

「スペイン代表については何も話せない。デル・ボスケは、誰を呼ぶべきかを心得ているはずだ。サウールは成長を続けているが、私は彼のことをトドカンピスタ(万能型選手)と言い続けてきた。彼はどのようなポジションでもプレーでき、2列目からの飛び出し、シュート、ヘディングとすべてがうまく、とても競争的な選手だ…」

「移籍については、私ではなくクラブに依存することだ。彼はまだ若く、退団は早計だろう。サウールには伸び代があり、成長するための最適な場所は、彼のホームだと思う」

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