27日のリーガエスパニョーラ第26節、アトレティコ・マドリーは敵地サンティアゴ・ベルナベウでのレアル・マドリー戦に1-0で勝利した。この試合でアトレティコ通算300試合出場を達成したMFガビは、ベルナベウで勝利をつかんだことに大きな喜びを感じている様子だ。
アトレティコのキャプテンは、同チームでの公式戦300試合出場をこれ以上ない形で祝うことになった。そう、永遠のライバルの本拠地、ベルナベウの征服によってである。同選手は試合後、敵地でのダービー勝利の味が格別なものであると語った。
「サンティアゴ・ベルナベウでの勝利の味は、ほかのどんな場所よりも最高だ。チームは大きな期待でもってすべきプレーを見せた。正当な勝利を手にしたんだよ」
マドリーが1週間をかけてダービーへの準備を進められたのに対して、アトレティコはPSV戦から中2日で試合を戦う強行日程だった。それだけに、勝利の意味は大きい。
「ほぼ2日前に試合を戦ったが、アトレティコが言い訳をすることはない。試合のためにできる限りの準備をするのが僕たちであり、今回もそうしたんだ」
ダービー勝利で、首位バルセロナとの勝ち点差は暫定で5となった。ガビは逆転優勝が難しいことを知りながらも、そのために戦っていく必要性を説いた。
「このチームは強大な相手と渡り合える力がある。バルセロナを驚かすことは難しいが、勝ち点を加えられる試合がある限りは戦っていくよ。彼らが勝ち点を落とす可能性は低いけど、今後も争い続ける」
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