アトレティコ、ビジャレアルとの上位対決を引き分けバルサと8ポイント差に

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リーガエスパニョーラ第25節アトレティコ・マドリーvsビジャレアルが21日にビセンテ・カルデロンで行われ、0-0で引き分けた。

前節ヘタフェ戦をトーレスの2試合連続ゴールで辛勝し、リーガ2連勝とした2位アトレティコ(勝ち点57)は、CLのPSV戦を3日後に控える中、足首を負傷して戦線離脱となったカラスコの代役にコレアを、出場停止のヒメネスに代えてサビッチを起用した。

一方、前節マラガ戦をソルダードのリーガ9試合ぶりのゴールで辛勝してクラブタイ記録のリーガ11戦負けなしとした4位ビジャレアル(勝ち点48)は、3日前のELナポリ戦を1-0と辛勝。そのナポリ戦のスタメンから負傷したジョナタン・ドス・サントスら6選手を変更し、デニス・スアレスやトリゲロスがベンチスタートとなった。

慎重な入りを見せたアトレティコが、[4-4-2]の3ラインを自陣に敷くビジャレアルに対してポゼッションする展開となった。しかし、ビジャレアルの集中した守備の前にシュートシーンを作り出すことができない。

前半半ばを過ぎても同様の構図で試合が進む中、最初にゴールに近づいたのはビジャレアル。32分、左CKからファーのボネーラがボレーで合わせたが、シュートは枠を外れた。

ウイングのグリーズマンとコレアの仕掛けで打開にかかるアトレティコは、42分にコケがミドルシュートを狙うも枠を捉えきれない。続く43分にはフアンフランのクロスにグリーズマンが頭で合わせる決定機を演出したが、わずかに枠を外れた。手堅く進んだ前半はゴールレスで終了した。

迎えた後半、アトレティコが攻撃に人数をかけ、圧力を強めていく。それでも、水際で跳ね返すビジャレアルを崩しきれず、62分にグリーズマンに代えてオリベルを投入した。

すると、直後に決定機を演出したのはビジャレアル。スルーパスに抜け出したバカンブガボックス右からシュート。しかし枠を外してしまった。そのビジャレアルはソルダードに代えてアドリアンを、そしてカスティジェホに代えてデニス・スアレスを投入していく。

一方、攻勢に出るアトレティコはビエットを投入してビジャレアルの守備網を攻略にかかると、85分にトーレスが枠内シュートを浴びせた。しかし、自陣深くに守備ブロックを形成するビジャレアルを最後まで崩しきれず、ゴールレスのままタイムアップ。1ポイントを積み上げるにとどまり、首位バルセロナとのポイント差は8に広がった。

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