アトレティコはシメオネがチームを率い続けることを確信 「2017年に使用する新スタジアムでも指揮を執る」

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アトレティコ・マドリー退団報道が絶えないディエゴ・シメオネ監督だが、クラブは同指揮官が留まり続けることを確信しているようだ。スペイン『マルカ』のアトレティコ番チーフ、アルベルト・ロメロ・バルベーロ記者が報じている。

イエロージャーナリズムを多分に含んだイギリスや、スペインのウェブメデイアにおいて、アトレティコ退団の可能性が報じられ続けるシメオネ監督。だがアトレティコのクラブオフィスでは、同指揮官の残留を疑う要素など、微塵もないと考えられている様子だ。オフィスでは「今現在の彼は、かつてないほどこのクラブの未来と結びついている。彼が(2017-18シーズンから使用する)新スタジアムでもチームを指揮するということに疑いはない」との意見が口にされているという。

アトレティコはマドリッドダービーなどの注目を集める試合を前に、シメオネ監督の去就について報じられることを半ばあきらめている模様だ。またシメオネ監督が今後率いるチームとしてはチェルシーの名が頻繁に挙げられているが、バルベーロ記者はその報道には無理があることを指摘。その理由はアルゼンチン人指揮官が、チェルシーからFWジエゴ・コスタを取り戻すことを目指しているためだ。同記者曰く、シメオネ監督はアトレティコ復帰を望むD・コスタと、現在も定期的にコンタクトを取っている様子だ。

シメオネ監督はD・コスタのほかにも選手補強などで権限を持ち、また6万8000人が収容可能な新スタジアムの建設についても自身の意見を述べているという。バルベーロ記者は、同指揮官がアトレティコと過ごす未来を見据え続けていることを強調しながら、次のように記事を締めている。「未来は結果とプロジェクトに依存している。しかし、現在は両者(アトレティコ&シメオネ監督)ともに一緒にいることを望み、2011年12月から結ぶ関係性を深めている」

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