アトレティコ、「このクラブにとってシメオネ以上の監督はいない」との考え変わらずも…現時点では解任にも契約延長にも動かず

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アトレティコ・マドリーは、不調に陥るディエゴ・シメオネ監督率いるチームについて、現時点で監督人事について何かしらアクションを起こす可能性はないようだ。スペイン『マルカ』が報じている。

チャンピオンズリーグではレヴァークーゼン戦(2-2)でグループステージ敗退が決定したばかりか、ポルトに1-2で敗れてヨーロッパリーグ出場もかなわないグループ最下位となり、またラ・リーガでもカディス戦(2-3)、エスパニョール戦(2-2)と2試合連続で勝利から見放されたアトレティコ。チームパフォーマンスの低調さは深刻なレベルにあり、11年続いてきたシメオネ監督政権の終焉も噂されている。

現時点でシメオネ監督を解任すべきとの声もあるが、しかし『マルカ』によればアトレティコは解任も、先に報じられた契約延長についても現時点では考えていないという。

アトレティコ幹部陣は「アトレティコにとってシメオネ以上の監督はおらず、シメオネにとってアトレティコ以上のクラブはない」との考えを今なお保ち続けている様子。しかし今後もシメオネ監督にチームを任せられるのかどうかは、もう少し時間を置いて、中期的展望の中で判断することになるようだ。

今季、欧州カップ戦を失ったアトレティコの目標は、ラ・リーガで調子を上げていくこと、また10年にわたって優勝から遠ざかっているコパ・デル・レイで再びトロフィーを掲げることになる模様。シメオネ監督率いるチームは果たして、新たな幸せな結末、さらなる悲劇のどちらを経験することになるのだろうか。

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