トーレス「僕にはW杯出場という大きな目標がある」

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スロバキア戦を迎えるフェルナンド・トーレスの頭には、スペインがワールドカップに出場することしか浮かばないようだ。「僕の目標はW杯に出ること。この試合で誰がプレーしてもかまわない。システムとか色々騒がれているけど、僕らにはドイツに行くことだけが大切なんだ。合宿ではみんな同じことを考えている。ポルトガルでのユーロでは運にも恵まれなかったけど、今度は必ずドイツに行く」と練習を終えた“エル・ニーニョ”は語った。

スロバキアから先制点を奪うのは難しいというトーレス。「決着をつけるのは大変だと思うよ。彼らは失点が少ないからね。それが彼らのやりかただし、そうやってカウンターを狙うんだ。それにスペインにやってくる相手は守備を固めてくることが多い。そういうチーム相手に戦うのは難しいけど、それも乗り越えなくてはならないんだ。試合のカギを握るのは、先制点を決めることと、守備に穴を開けないように耐えることだね」と語る。

そして最も大切なのは、相手を無失点に抑えることだという。「大切なのは勝つことだし、特に無失点に抑えること。もし失点を許してしまったら、第2戦で相手に可能性を与えてしまう」とのこと。スロバキアに対しては「彼らには敬意を持っているよ。相手に対する敬意を失ってしまったら、それはおしまいだよ」と油断していない姿勢を見せた。

会見の最後には、アーセナルからの獲得の噂に話が及んだが「今は明日の試合しか考えられない。アーセナルは素晴らしいチームだし監督も優秀だけど、今はまだシーズンのこういう時期だし、何よりこの1年で一番大切な試合を向かえるところなんだ。その話はしないよ」と上手くかわしている。

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