ラージョを率いるパコ・ヘメス監督が、30日のリーガエスパニョーラ第22節バルセロナvsアトレティコ・マドリー(2-1)の感想を述べている。
この試合をスペイン『マルカ』の編集部で、アベル・レシーノ元アトレティコ監督らとともに観戦したP・ヘメス監督。同指揮官は観戦後のインタビューで、アトレティコが11人のときも2人の退場者が出た際にも、バルセロナよりも巧みな試合運びを見せていたとの見解を示している。
「今日のアトレティコは、バルサより優れたチームであることを示した。彼らのファンは誇り高くなくてはならないね。バルセロナのファンは優勝に向けて重要な勝ち点3を得たと考えているだろう。しかし、この試合で勢い付いたのは、アトレティコでなければいけない」
アトレティコDFフィリペ・ルイスがバルセロナFWリオネル・メッシに足裏を見せた危険なタックルを見舞ったことについては、次のような見解を示している。
「VTRで見れば、起こってはいけないことだと感じるプレーだった。フィリペもあとでその場面を目にすれば、ミスを犯したことを理解するだろう。ただサッカーはミスのスポーツなんだ。一瞬で決断を下さなければならず、その一瞬だけで片方が恩恵を受け、片方が損害を被る」
「後半も11人対11人の対戦が見たかったね。きっと、さらに美しい試合であったに違いない」
P・ヘメス監督は両チームの10点満点の採点を、バルセロナ5点、アトレティコ8点としている。
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