23日のラ・リーガ第11節、アトレティコ・マドリーは敵地ベニト・ビジャマリンでのベティス戦に臨む。前日会見に出席したディエゴ・シメオネ監督は、マヌエル・ペジェグリーニ監督率いるチームに対して警戒感を表している。
「昨季にベティスが残した数字はチャンピオンズリーグ出場に近かったし、なおかつコパ・デル・レイでは優勝を果たしている。彼らは良質な攻撃を実現する、とても危険なチームだ」
シメオネ監督はまた、ここ6試合でベンチスタートとしているFWジョアン・フェリックスについて言及。選手本人はすでにアトレティコ退団を希望していると報じられている。
「多くの状況が存在する。彼の話題は本当に注目されるが、クーニャ、モラタ、グリーズマン、コレアの話題は同じように扱われない。ジョアンは意見を生み出して、いつも賛否両論となる。それはほかの選手では起こらないことだ」
「私の彼についての考えは、すでに話している。彼は良いエネルギーと感覚を持って練習に取り組んでいる。出場機会を手にするとき、練習で示しているプレーを実践してくれるだろう」
「(負傷していた)オブラク、またジョアンは招集される。ジョアンが練習で向上していることは喜ばしいよ。出場時間は10分、20分、60分、80分……または101分になるかは分からない。が、そのことを示してくれるはずだよ」
レアル・マドリーのカルロ・アンチェロッティ監督は、自身の率いるチームがシメオネ監督のアトレティコに類似していると指摘され、「それは褒め言葉だね」と返答していた。その一方でシメオネ監督は両チームが似ても似つかないことを強調している
「私たちと彼らは似ていない。なぜならレアル・マドリーは継続的に勝ち続けており、一方で私たちは毎シーズンにわたって彼らに近づこうと試みている。マドリーとバルセロナはほぼ毎シーズン最高のチームで、私たちは彼らに近づくことを目的としているんだ」
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