アトレティコ・マドリーは23日にラ・リーガ第11節、敵地ベニト・ビジャマリンでのベティス戦に臨み、2-1で勝利した。
前日にレアル・ソシエダがバジャドリーに敗れたことで、アトレティコとベティスはこの対戦に勝利すれば3位の座を手にすることができる。アトレティコはアウェー戦4勝1分けで負けなし、ベティスはビジャマリンでの5試合全勝と、アウェーで強いチームとホームで強いチームの激突にもなった
前半から両チームは激しくぶつかり合う試合を演じるが、どちらも相手の守備を崩すことに苦労を強いられて、シュートチャンスは数えるほど。ボルハ・イグレシアスの2度にわたってGKオブラクに防がれたシュート、こちらもアトレティコ守護神に弾かれたグアルダードの直接FKと、ベティスの方が少しゴールの可能性を感じさせた。
迎えた後半、ベティスは48分にヘイニウドのトラップミスから速攻を仕掛け、B・イグレシアスのお膳立てルイス・エンリケがネットを揺らした。が、B・イグレシアスがオフサイドポジションだったためにゴールは取り消されている。
そしてその6分後、肝を冷やし、安堵した方のアトレティコが先制点を決めた。左CKの場面で、グリーズマンが左足で蹴ったボールがそのままゴールへと向かい、枠内に収まっている。
シメオネ監督は59分に1枚目の交代カードを切り、モラタを下げてクーニャを投入。すると71分、そのクーニャも絡んだ美麗な連係から、グリーズマンがこの試合2点目を決めた。右サイド、グリーズマン、モリーナ、アンヘル・コレア、クーニャの素早いパス回しからグリーズマンがペナルティーエリア内右に侵入すると、右足のシュートをGKルイ・シウバの股の間に通してネットを揺らした。グリーズマンは今季公式戦6点目、ラ・リーガでは5点目となった。
アトレティコはその後も組織立った守備をベースにベティスを押さえ込み、あわよくば速攻から追加点を狙う。シメオネ監督は76分、A・コレアとグリーズマンを下げてジョアン・フェリックス、カラスコを入れた。
対してホアキン、フェキルらを入れたベティスは84分に1点を返す。ペナルティーエリア手前右からのフリーキックで、フェデが直接ゴールを陥れた。リードを縮められたシメオネ監督はサウールとの交代でロドリゴ・デ・ポールを投入。システムを4-4-2から5-4-1に変えて守備にプライオリティーを置き、ベティスのさらなるゴールを許すことなく(アレックス・モレノのシュートがクロスバーに直撃する場面もあったが…)、試合終了のホイッスルまで過ごしている。
BETIS 1-2 ATLÉTICO DE MADRID
Betis: Silva, Sabaly (Ruibal, min.76), Pezzella, Felipe (Ruiz, min. 20), Moreno, Guido, Guardado (Fekir, min.76), Henrique (Joaquín, min.65), Carvalho, Rodri (juan Cruz, min.65) y Iglesias.
Atlético de Madrid: Oblak, Molina, Savic, Giménez, Reinildo, Witsel, Kondogbia, Saúl (De Paul, min. 86), Correa (João Félix, min.76), Griezmann (Carrasco, min.76) y Morata (Cunha, min.59).
Árbitro: Gil Manzano. Amonestó a los locales Guido (min. 58) y Rui Silva (min. 89) y a Molina (min. 38), Morata (min. 58) y Kondogbia (min. 69) en el Atlético de Madrid.
GOLES:
0-1. 55’. Griezmann.
0-2. 71’. Griezmann.
1-2. 84’. Fekir.
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