アトレティコ・マドリーがアストン・ヴィラ所属のアルゼンチン代表GKエミリアーノ・マルティネスに関心を寄せていると25日、イギリス紙『デイリーメール』が伝えている。
現在、スロヴェニア代表GKヤン・オブラクが絶対的守護神として君臨しているアトレティコ・マドリー。しかし、クラブと同選手との現行契約は2023年6月末に満了を迎え、一部で可能性が報じられていた5年間の契約延長も未だ実現していない。
こうした中、オブラクに対し関心を強めているのがマンチェスター・U。同クラブでは現在、スペイン代表GKダビド・デ・ヘアが正GKを務めているものの、同選手との現行契約は2023年6月末で満了を迎える。デ・ヘアとの契約には一年間の延長オプションも付随しているが、クラブ側は新たなGKの獲得も検討しており、オブラクをトップターゲットに据えているという。
こうした状況を鑑み、アトレティコ・マドリーはオブラク退団に備え、後釜となるGKのリストアップを開始した模様。アストン・ヴィラで印象的な活躍を見せているマルティネスも獲得候補に名前が含まれているようだ。報道によると、ディエゴ・シメオネ監督をはじめとしたクラブ関係者はマルティネスの能力を高く評価しており、同選手をリストの最上位に位置付けているという。オブラクとの契約延長が見込めなくなった場合、同クラブはマルティネスに対し具体的なオファーを提示する可能性が高いと見られている。
アトレティコ・マドリードは今後もオブラクとの契約延長交渉を行いつつ、マルティネスの動向を注視していくと見られている。
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