ベルギー代表MFアクセル・ヴィツェルが、アトレティコ・マドリーでのセンターバック起用について自身の見解を示している。
今夏、ドルトムントを離れてアトレティコにフリートランスファーで加入。その新天地ではDFホセ・マリア・ヒメネスやMFステファン・サビッチという主力DFの離脱もあり、開幕からセンターバックの一角での起用が続いている。
ドルトムント時代にもチーム事情でプレーした経験もあり、ここまで安定したパフォーマンスを継続するベテランMFだが、やはり本音は本来の中盤でプレーしたいようだ。
ヴィツェルは22日に行われるUEFAネーションズリーグのウェールズ戦に向けた公式会見の場でアトレティコでの起用法に言及した。スペイン『アス』が会見コメントを伝えている。
「センターバックとしてプレーするのに十分なフィジカルが残っていると思っているよ。そこでより自然にプレーできる」
「守備ではよりアラートでなければならないし、より走り止まる動きが求められる。それはより困難だけど、自分のキャリアを伸ばすことができるとも考えているよ」
「ただ、個人的には6番(守備的MF)でプレーするほうが好きだね。ロベルト・マルティネスは、代表チームでの僕のポジションを明確にしてくれているけど、もしセンターバックとしてプレーしなければならないのならば、僕はそこでプレーするよ」
33歳というキャリア晩年に差し掛かっていることもあり、フィジカル的な負担が少ないセンターバックのプレーはキャリアを伸ばすことに繋がるが、直近のレアル・マドリー戦の後半途中からのプレーで示したように、本人的には中盤でのプレーがやはりしっくりとくるようだ。
コメント