フェルナンド・トーレス「個人では相手が上だから、僕らはチーム力で勝つ」

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フェルナンド・トーレスは、レアル・マドリーについて「敬意は持っているけど、恐れたことはない」と語り、ダービーに向けて大切なのは「チームとして一つになって戦うこと」だとの見解を示した。「確かにレアル・マドリーとバルセロナは他のチームとは違う。でもそれは選手個人であってチームとしてじゃない。彼らは個人では他より優れているかもしれないけど、僕らはチームとして一つになって勝利を目指すよ」。

代表戦2試合で5ゴールを決めて、ゴールゲッターとしての調子を上げているトーレスは、この好調が持続することを期待している。「これから2週間で5試合、たくさん試合があるからね。このままずっとゴールが獲れれば最高だよ」と語るトーレス。これまでレアル・マドリーを相手に一度もゴールを奪ったことがないという事実にも「別にジンクスだとは思ってない」とのことだ。

「ジンクスだとは思っていないよ。僕らは勝つだけだ。この試合は特別だし、チャンスを生かすことが大切なんだ。僕もケズマンもこのところゴールを決めているし、そういう意味では僕らにも運がある。きっと僕らのボールはゴールマウスに入るはずだよ」。

さらに、両チームとも代表戦のためにダービーに向けた全員での練習がほとんど出来なかったが、トーレスは「この試合は特別だから、気にすることはない」と疲れを心配する様子もない。

そしてトーレスは、レアル・マドリーの中では、どんな“ガラクティコ”よりもキャプテンのラウルを評価しているとコメント。「試合を決められる選手はたくさんいるけど、僕にとって何より危険を感じるのはラウルだよ。彼はいつもダービーでゴールを決めるからね。僕らは相手にプレーさせないことを肝に銘じるつもり。中盤が機能しなければ、レアル・マドリーはチャンスを作れないからね。僕らがボールを持っていれば、危険も減るしね」とダービーでの作戦を明かす。そして最後に、レアル・マドリーを「今はチームとしてよりも個人が勝っている。でも彼らがまとまったら、彼らに勝つのはほとんど不可能だよ」と評した。

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