2006年ドイツで行われるW杯に向けて最終試練に立ち向かうスペイン代表だが、大事な試合を2試合抱えていることになる。
1つ目はスペインが対戦するサン・マリノとの試合。もう1つはベオグラードで行われるセルビア・モンテネグロ対ボスニア・ヘルツェゴビナの試合である。まず、スペインがW杯出場するための条件としては、サン・マリノ相手に大量得点で勝つこと。最低でも4点以上は欲しい。次にもし、セルビアとボスニアの試合が、0対0、もしくは1対1の引き分けに終わった場合、スペインが得失点で1位通過することが出来る。ボスニアが勝てばスペインは自動的に1位通過となるが、セルビアが勝った場合、グループ2位となり、プレーオフに回らなければいけない。
ルイス・アラゴネス監督はこの大事なサン・マリノ戦に大量得点するため、大幅にメンバーを入れ替えるよう。まず、累積警告の為出場出来ないチャビとサルガドの代役にはセルヒオ・ラモスとデ・ラ・ペーニャを起用。そして、ビージャ、レジェス、パブロもスタメンで使うようで、ベルギー戦スタメンで出場したホアキン、ビセンテ、マルチェナはベンチスタートとなる。最終的にルイス・アラゴネスが考え出した大量得点のための答えは超攻撃的布陣で臨むこと。ツートップにビージャとフェルナンド・トーレスを、その後ろにはレジェス、ラウル、デ・ラ・ペーニャを置き、徹底的に攻める姿勢を表した。
尚、この試合でキャプテンのラウルが90分試合に出場すれば、フィールドプレーヤーとして歴代スペイン代表出場時間1位だったイエロの記録を抜くことになる。その上にはGKとして歴代最高出場記録を持っているスビサレータのみとなった。
予想スタメンは以下の通り
<サン・マリノ代表>
セッコーリ、アンドレイーニ、クレスセンティーニ、デジャ、バジェ、ナニ、バンヌッチ、ドメニコーリ、ブリアン、ガスペローニ、ミチェレ、マラニ、モレッティ、モンタグナ
<スペイン代表>
カシージャス、セルヒオ・ラモス、プジョール、パブロ、アントニオ・ロペス、アルベルダ、デ・ラ・ペーニャ、ラウル、レジェス、ビージャ、フェルナンド・トーレス
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