スペインプロリーグ機構(LFP)のハビエル・テバス会長は、各クラブの考えを尊重するとしつつ、決定されたリーガエスパニョーラの日程を変更することはできないと主張した。
LFPは25日にリーガエスパニョーラ第26節の日程を発表。この節の目玉となるレアル・マドリー対アトレティコ・マドリーの一戦が2月27日(土)の16時開催になることを伝えていた。
これに対し、アトレティコが憤慨している。チャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦1stレグPSV戦を24日(水)に控えているアトレティコは、17日(水)にローマ戦を消化するマドリーに比べ、国内のビッグマッチに臨む上で回復期間が短くなる。この状況に不満を感じ、クラブはLFPに変更を求める動きを見せていた。
だがテバス会長はクラブ側からの変更を受け入れない姿勢を示している。スペイン『アス』がコメントを伝えた。
「アトレティコ・マドリー対レアル・マドリーの一戦について、時間変更はない。その可能性は完全に除外させてもらうよ。(現地時間)土曜日の16時にキックオフだ」
「今シーズン、チャンピオンズリーグに出場したバレンシアやバルセロナに対しても我々は同じ対応をしてきた。土曜の16時はテレビ放映の“プレミアム・タイム”だ。スポーツ側面の収入、各クラブの考え、リーガ全体の経済事情などを総合的に捉えて判断しなければいけない」
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