マテウス・クーニャが、新シーズンに向けて意気込みを語った。8月1日、スペイン紙『アス』が伝えている。
現在23歳のクーニャは2021年夏にヘルタ・ベルリンからアトレティコ・マドリーへと加入した。2021-22シーズンのラ・リーガ第3節ビジャレアル戦でデビューを飾り、初年度は公式戦36試合に出場し7得点を記録。チャンピオンズリーグ(CL)圏内となる3位フィニッシュに大きく貢献した。
“闘将”ディエゴ・シメオネ監督の下で、2度のラ・リーガ王者に輝くなど、名門たる所以を示してきたアトレティコ・マドリー。昨夏に加入した際、アトレティコ・マドリーが憧憬のクラブであることを語ったクーニャは「戦術的、技術的、フィジカル的な面で、より完成度の高い選手に成長することができた。プレーやトレーニング強度のレベルは非常に高い」と告白。続けて「僕たちは常に限界までパフォーマンスとトレーニングを行うんだ。それに加えて、一流の選手と一緒に練習やプレーできたことも、自分のレベルアップに繋がったよ」と同クラブで過ごした1年を振り返った。
またクーニャは「ピッチ外でも、自分を労わることを心がけているよ。(チームに帯同する)フィットネスチームや理学療法士、栄養士のおかげで、常にベストコンディションを維持することができている。このようなケアひとつでも、現代の熾烈で激しいサッカーに違いを生む」とコンディション調整がいかに重要であるかを述べた。
ラ・リーガ王者として挑んだ2021-22シーズンは、“宿敵”レアル・マドリーに王座の座を明け渡すと、CLでは準々決勝で大会から姿を消し、悔しさが残る1年となった。そして迎えた新シーズン、主要大会のタイトル獲得を目指すチームについて、クーニャは「僕たちには、トップレベルで競い合い、戦うためのすべてが揃っている。ライバルの強さは知っているけど、自分たちがやってきたことにも自信があるんだ」と自信示す。さらに「強力なチームと経験豊富なコーチングスタッフがいる。アトレティコの歴史が語るように、僕は献身と決意を示し、常にピッチ上でベストを尽くさなければならない」と同クラブの選手としての矜持について言及している。
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