最近、スペイン代表でプレーする度にブーイングされるようになってしまったフェルナンド・トーレス。3日の国際親善試合スペイン対カナダ戦でも、現地のファンにピーピーやられていた。
ブーイングの原因は今回の代表戦の試合会場となったエル・サルディネロを、昨季のラシン対アトレティコ・マドリー戦で訪れた時に、挑発的なポーズをしたせいと言われているが、それに対してクラブの同僚リュクサンがユニークな意見を口にした。「若くてハンサムな上にサッカーが上手いから、やっかんでいる奴が多いのさ。カップルでゲームに行って、彼女がトーレスばっかり見ていたら一体どうしたらいい?」
フェルナンド・トーレス本人は「ボクを評価してくれるチームメイトの言うことだから」と真面目に受け取っておらず、さすがにアトレティコ・マドリーのホーム、ビセンテ・カルデロンで行われたスペイン対セルビア・モンテネグロ戦では彼に対してのブーイングはなかった。その代わり試合では、後半早々に交代させられるという不名誉な経験も。
後日、アラゴネス代表監督の自分に対する信頼感の欠如をマスコミの前で訴えた彼は、「ケガもしてないし、体調も今までにない程いい」と強調。ただ「体重オーバーでもない」とまで言わなくても、それはスリムなボディからも一目瞭然だ。
それでも、代表戦が終わって次のデポルティーボ戦まで2日しかないというのに、アトレティコ・マドリーの練習に戻ったフェルナンド・トーレスを待っていたのはナイキの宣伝用フォトセッション。ジーンズや清涼飲料水、果てはコーンフレークスとCM業界にもモテモテのフェルナンド・トーレスだけに、やっかみでブーイングされるという説も意外と当たっていたりして。
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