アトレティコ・マドリーはマンチェスター・ユナイテッドのポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウド(37)獲得を検討していないようだ。イギリス『デイリー・メール』が伝えている。
昨夏ユベントスからユナイテッドに電撃復帰し、昨シーズンは公式戦38試合に出場して24ゴール3アシストを記録したC・ロナウド。新シーズンも新たに指揮官に就任したエリク・テン・ハグ監督の下で重要な役割を担うことが期待されていたが、チャンピオンズリーグ(CL)でのプレーを求めて移籍を希望。現在は家庭の事情でプレシーズンに合流しておらず、去就は不透明になっている。
ただし、現在までC・ロナウド獲得に名乗りを挙げるクラブはなし。選手本人はバイエルンやチェルシーへの移籍を目論み、代理人がクラブに接触したとも報じられてきたが、具体的な交渉にまでは進展しなかった。
そんななかで、スペイン『マルカ』など複数メディアは、アトレティコがC・ロナウドに動く可能性があると報道。選手側が減俸に同意すれば、クラブは世界トップクラスの点取り屋加入を歓迎するだろうと報じられていた。
しかし、スペインのラジオに出演したであるエンリケ・セレソ会長はこうした報道を否定。クラブが同選手を獲得するのは不可能だと断言した。
「C・ロナウドがアトレティコ・マドリーに移籍するという噂については、誰が言い出したかわからない」
「それは真実ではないね。彼がアトレティコ・マドリードに来ることは、事実として不可能なのだ」
なお、ユナイテッドはC・ロナウドを残留させる意向を示し、最高経営責任者(CEO) であるリチャード・アーノルド氏は今後選手側と交渉する用意があるとのことから、徐々に残留の可能性も高まり出している。
コメント