フリーとなったウルグアイ代表FWルイス・スアレスが、母国の1部ナシオナル加入を発表した。
昨季限りでアトレティコ・マドリーを退団し、フリーとなっていたスアレス。新天地はMLS(メジャー・リーグ・サッカー)が予想されており、本人も複数クラブからオファーがあったことを認めている。しかしその一方で、11月のカタール・ワールドカップを前に、プレーオフに進出できないMLSクラブは10月上旬でシーズンを終えてしまう点を懸念しているとも伝えられていた。
そして26日、スアレスはサポーターへ向けた動画を公開。自身が少年時代から所属し、2005年にプロデビューも果たした古巣ナシオナルと事前合意に達したことを明かしている。
「やあみんな。まず最初に、この数日間に僕と家族が受け取ったすべての愛情に感謝したい。すべてのビデオやメッセージが僕らの心を震わせ、本当に感動的なものだったんだ」
「ナシオナルでまたプレーする機会を断るのは不可能だったよ。クラブとは事前合意している。今後数時間のうちに詳細が決まり、僕ら全員が望んでいる正式合意に達することを願っているよ」
「この新たなステージを楽しみ、近いうちにみんなに会いたい。僕らに与えてくれた全ての愛情に感謝するよ。またね!」
先日には試合中にスアレスのお面をかぶってアピールし、さらにSNSで「#SuarezANacional(スアレスをナシオナルに)」を拡散させるなど、復帰へ向けて動き続けてきたナシオナルのサポーターだが、彼らの悲願が叶ったようだ。
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