GKヤン・オブラク(29)、MFトマ・レマル(26)の2選手との契約延長が近づいている。
2014年にベンフィカから加入して以降、公式戦352試合の出場で通算175回のクリーンシートを記録するなど、ディエゴ・シメオネ監督率いるロヒ・ブランコスの絶対的守護神に君臨するオブラク。
ただ、2019年に結んだ現行契約は2023年までとなっており、両者は以前から契約延長に向けた交渉を進めていた。
移籍市場に精通するイタリア人ジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏によると、両者は新シーズン開幕までに交渉を完了させており、金額は不明もサラリーの条件を改善した2025年までの2年契約で合意。公式発表は時間の問題だという。
一方、2018年夏にモナコから7200万ユーロ(約100億6000万円)の移籍金で加入したレマルは、ここまで公式戦142試合に出場し、9ゴール、17アシストを記録。インテリオールや左サイドハーフを主戦場に出場機会は得ているが、負傷による離脱やパフォーマンスに一貫性を欠き、クラブは今夏の売却を見込んでいた。
ただ、フランス『レキップ』によると、これまでアーセナルやエバートンなどプレミアリーグ方面からの関心も伝えられたが、最終的にクラブ、選手が納得できるオファーは届かず、両者は来夏に終了する契約を延長する方向で話を進めているという。
加入時には年俸960万ユーロ(約13億4000万円)を受け取っていたとされるが、2026年までの新たな4年契約では大幅な減俸が見込まれており、前述の金額の半額程度になる模様だ。
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