国際サッカー連盟(FIFA)は14日、レアル・マドリーとアトレティコ・マドリーの2クラブに対して、18歳未満の選手獲得・登録規定に対する違反が認められたため、2度の移籍期間における選手登録を不可能とする処分を科すことを発表した。
今回の決定により、レアル・マドリーとアトレティコ・マドリーは、2016年夏と2017年冬の移籍市場で新たな選手を登録し、戦力とすることができなくなる。しかし、スペイン『アス』は、今回の禁止処分は新獲得選手に適用されるため、新獲得選手の登録は禁止されるが、選手の放出や在籍選手との契約更新、レンタル先でプレーしている選手の呼び戻しには適応されないと伝えている。
レアル・マドリーは現在、7人の選手をレンタル移籍させており、一方のアトレティコ・マドリーは11人の選手をレンタル移籍させている。両チームから貸し出されているレンタル移籍中の選手は以下のとおり。
◆レアル・マドリー
FWブルギ(エスパニョール)
MFマルコ・アセンシオ(エスパニョール)
MFルーカス・シウバ(マルセイユ)
MFアルバロ・メドラン(ヘタフェ)
MFオマール・マスカレル(スポルティング・ヒホン)
DFファビオ・コエントラン(モナコ)
DFディエゴ・ジョレンテ(ラージョ)
DFヘスス・バジェホ(サラゴサ)
◆アトレティコ・マドリー
FWレオ・バチストン(ビジャレアル)
FWボルハ・バストン(エイバル)
FWアレッシオ・チェルチ(ミラン)
FWラファエル・サントス・ボレ(デポルティボ・カリ)
MFベルナルド・メンサー(ヘタフェ)
MFジョシュア・ギラボギ(ヴォルフスブルク)
DFハビエル・マンキージョ(マルセイユ)
DFエミリアーノ・ベラスケス(ヘタフェ)
DFシウビオ・マヌエル・ペレイラ(ベンフィカ)
GKヤシン・ボノ(サラゴサ)
GKアンドレ・モレイラ(CFウニオン)
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