アントワーヌ・グリーズマンは、2015-16シーズン前半戦を首位で折り返した状況にも、まったく満足していない様子だ。
10日に行われたリーガエスパニョーラ第19節、アウェイでセルタに2-0と勝利を収めたアトレティコ。クラブ・ワールドカップに参加したため1試合未消化となっている2位バルセロナに勝ち点2差をつけ、“冬の王者(前半戦の首位)”を確定させている。
バルセロナも勝ち星を落としたアウェイのセルタ戦(1-4で敗戦)で勝利したアトレティコだが、グリーズマンは今後の戦いに向けて気を引き締めている。スペイン『アス』がコメントを伝えた。
「それ(冬の王者)は何の意味も持たないよ。今はただシーズンの前半戦が終わっただけ。まだ多くの試合が残されている。上位を狙って行くためには、これからも働き続けなければいけない」
第19節開催前には、一時集中豪雨の影響でセルタの本拠地バライドスが水浸しになり、試合延期の可能性も浮上していた。しかし、グリーズマンは悪いピッチコンディションではなかったと語っている。
「僕たちは今回のピッチよりもひどいピッチでプレーしたことがある。一番大事なのは、僕たちが良い試合をして勝ち点3を獲得したことだ」
「(試合に関して)最初の15分は苦労した。それから監督が戦術を変更して、僕たちは前からプレスをかけることになった。後半に入って早い時間帯に得点を取れたから、そのあとは思い通りに試合をコントロールできたよ」
セルタ戦ではFWルシアーノ・ビエットのアシストからグリーズマンが先制点を記録した。
「ビエットとは良い関係が築けているね。僕たちはピッチ内外で友達だから、それがフィールド上で反映されているんじゃないかな」
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