途中出場のトーマス弾で勝利のアトレティコが暫定首位浮上

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アトレティコ・マドリーは2日、リーガエスパニョーラ第18節でレバンテをビセンテ・カルデロンに迎え、1-0で勝利し暫定首位に浮上した。

シメオネ采配で2015年最終戦のラージョ戦を競り勝った2位アトレティコ(勝ち点38)は、3日前に行われた前節のスタメンから5選手を変更。ゴールに絡んだJ・マルティネスとコレアが先発となり、ガビが出場停止から復帰した。

バルセロナがエスパニョールに引き分けたことから、最下位に沈むレバンテに勝利すれば暫定首位に立てるアトレティコは、立ち上がりから攻め立てていく。まずは開始2分、左CKからニアのサウール・ニゲスが際どいヘディングシュートを浴びせれば、6分にはボックス左のJ・マルティネスが枠の左隅を捉えるシュートを放ったが、GKマリーニョの好守に阻まれた。

その後も[4-1-4-1]の守備ブロックを自陣に形成するレバンテに対し、両翼のコレアとグリーズマンの仕掛けを軸に圧力をかけ続けたアトレティコは、28分に再びCKからゴールに迫る。コケの左CKからニアのサビッチがヘッドで合わせたがバーを直撃した。

直後の29分にボックス内からベルサに際どいシュートを打たれた中、枠を外れて助かったアトレティコは36分に3トップの連係からJ・マルティネスがシュートに持ち込むも、枠を捉えきれない。ハーフタイムにかけてはレバンテを攻めあぐね、前半をゴールレスで終えた。

後半も引き続きアトレティコが押し込む展開で推移。52分にJ・マルティネスが際どいヘディングシュートを放てば、54分にはコケがバーを直撃する強烈なミドルシュートを放った。攻勢のアトレティコはコレアに代えてビエットを投入し、[4-4-2]に変更。さらにコケに代えてカラスコを投入し、変化を付けにかかった。

そして、68分に右CKからゴディンがヘディングシュートでゴールに迫ったアトレティコは、70分にクスメトラにボックス内からシュートを打たれるピンチを迎えたものの、81分に均衡を破る。ガビの縦パスを受けた途中出場のトーマスがボックス中央へドリブルで侵入。枠の左を捉えたシュートはGKマリーニョの手を弾いてゴールラインを割った。この1点を危なげなく守りきったアトレティコがバルセロナをかわして暫定首位に浮上している。

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