ヴェンゲルとJ・メンデスの初タッグは実現せず! サウール獲得に近づくもチアゴの負傷で破談に

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アーセナルのアーセン・ヴェンゲル監督と、“世界最高の代理人”と評されるジョルジュ・メンデス氏の2人は、とことん縁がない関係のようだ。スペイン『エル・コンフィデンシアル』は、アーセナルが1月の移籍市場でアトレティコ・マドリーのU-21スペイン代表MFサウール・ニゲス(21)の獲得に迫りながら、交渉が破談に終わったと報じている。

『エル・コンフィデンシアル』の伝えるところによれば、セントラルMFに故障者続出のアーセナルは、1月の移籍市場においてサウールの獲得に動き、交渉は順調に進んでいたという。だが、先月末に行われたエスパニョール戦で負傷したポルトガル代表MFチアゴ・メンデスが長期離脱となったことで、アトレティコ側から交渉打ち切りの連絡が届いたようだ。

なお、サウールの代理人を務めるのは、レアル・マドリーFWクリスティアーノ・ロナウドやパリ・サンジェルマンMFアンヘル・ディ・マリアなどのビッグネームを顧客にするジョルジュ・メンデス氏だ。同氏は、世界最高峰のビッグクラブであるアーセナルで20年近く指揮を執るヴェンゲル監督と同様にサッカー界の重要な人物の1人だが、両氏はこれまで1度も取り引きを交わしたことがないという驚きの事実があるのだ。

そして、今回もサウールの取り引きが破談に終わったため、両氏の初タッグはまたしても実現しなかったようだ。ただ、ジョルジュ・メンデス氏の顧客には、アーセナルが以前から関心を示しているポルトガル代表MFウィリアム・(23)がおり、同選手の取り引きで初タッグが実現するかもしれない。

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