アトレティコ・マドリーは、FWクリスティアーノ・ロナウド獲得について現時点では「実現性がない」と話しているようだ。
18日付のスペイン『アス』は、マンチェスター・ユナイテッド退団を望んでいるとされるC・ロナウドについて、アトレティコが獲得を打診されたと報じた。元レアル・マドリーFWがアトレティコ加入報道は、大きな反響を生むことになった。
しかし同日の『マルカ』電子版の記事によれば、アトレティコはC・ロナウド獲得が実現可能なオペレーションとは考えていない模様だ。
同紙曰く、C・ロナウドの代理人ジョルジュ・メンデス氏がここ数週間、関係が深いことで知られるアトレティコのミゲル・アンヘル・ヒル・マリンCEOに対して、C・ロナウド獲得を「扇動」していたのは事実とのこと。しかしながら、C・ロナウドのアトレティコ加入の可能性をかき立てているのは同選手の関係者たちだけであり、アトレティコ側は獲得を提案された直後から、C・ロナウドの高年俸やユナイテッドに支払う移籍金によって「財政的に実現性ない」と繰り返し強調してきたという。
アトレティコはディエゴ・シメオネ監督たっての願いでウディネーゼDFナウエル・モリーナの獲得を狙っているが、その移籍金を支払うことも困難な状況で、C・ロナウドにまで手を回すことは不可能なようだ。加えて、アトレティコは現在FWのポジションにジョアン・フェリックス、アントワーヌ・グリーズマン、アンヘル・コレア、マテウス・クーニャ、アルバロ・モラタと5選手を擁しており、人員過多から一人売却する可能性も噂されている。『マルカ』はその観点からも、アトレティコがC・ロナウドを獲得する意味性が見つけられないと指摘している。
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