アトレティコ・マドリーは、セルタのアルゼンチン代表MFアウグスト・フェルナンデス(29)獲得をあきらめてはいないようだ。スペイン『アス』が報じている。
MFチアゴ・メンデスが負傷のため長期離脱を余儀なくされているアトレティコ。その代役として噂されているのが、セルタで活躍するA・フェルナンデスだ。アトレティコはすでにアルゼンチン人MF獲得に向け、セルタにオファーを出したという。今月24日までセルタの返事を待つ意向だ。
A・フェルナンデスの保有権を有しているのは、セルタだけではない。所属元のベレス・サルスフィエルドとセルタが50%ずつを分け合っている状況だ。そのため、移籍金500万ユーロ(約6億6000万円)のオファーが届き、選手とベレスが合意した場合、セルタは売却を拒否できない。
一方、これまで頑なにA・フェルナンデスの放出を否定してきたエドゥアルド・ベリッソ監督は、昨日の会見で初めて同選手の移籍する姿勢を示した。
「アウグストの去就に関して、私は落ち着いているよ。今の時点で新しいニュースはない。彼の移籍は望んでいない。だが、彼がいなくなるのであれば、我々は代役を見つけることになるだろう」
「どの選手であれ、アトレティコのようなビッグチームでプレーしたいと思うものだ。しかし、我々はアウグストの残留を願っている。獲得したいのなら、彼の価値に見合う金を支払わなければいけない。私は自分の選手たちを高く評価しており、彼らに敬意を払っている。アウグストの場合は、なおさらだ。彼はスポーツ面においても人間性においてもこのチームのリーダーだからね」
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